人間と竜の物語。
主人公が竜使いの試練で白竜を使役したと同時に出現した黒竜は人類に破滅をもたらすという。
自身の使役する竜・エウリュアレが黒竜に変異してしまった竜使いの師匠ルシアは、黒竜狩りの人間からエウリュアレを守るためダンジョンへ逃げ込んだ。里の長から2人の討伐を命じられダンジョンへ向かう主人公の選択は…。
シンボルエンカウントの短編
ルシアが逃亡したダンジョンを攻略する過程で黒竜の秘密が明かされEDになる短編RPG。
戦闘ドロップの宝箱が結構な頻度で出るため装備をとっかえひっかえ気分良く遊べる。その装備は店売りにないものも多く、レアやレジェンドなどの等級がハクスラのように射幸心を煽って遊ばせる原動力になっている。
寝室はダンジョンで見つけたエロ本を仲間に見せると始まるという唐突なもので、仲間3人にそれぞれ4つ、他に5つあるが、すべて取って付けたようなものでコチラは原動力としては弱い。ダンジョンの探索を怠らなければ一周で全部開放できるのは良い。
設定はドラゴンなのに仲間3体の見た目が人間でしかないのはつまらないが、ダンジョンの階層クリアや好感度のイベントで各々の個性は描かれている。それらは無いよりはマシという程度だけど、有るのと無いのとでは個性付けに雲泥の差が出る。
反対に街のNPCのテキストは最初から何も変わらず、それは黒龍が登場して危機的状況になっても変化がないため、事の重大さを薄め物語の根幹に対する違和感を生じさせている。
結果、寝室があるだけの説得力のないRPGという印象に落ち着く。
まとめ
- ドロップ宝箱でハクスラのように装備をとっかえひっかえ遊べる
- 短編なうえ個別イベントもないので設定の説得力がない、寝室も唐突
- サンプルを見て寝室が好みなら選ぶのもあり…かもしれない


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