【同人クイズ】へんたいよくできました『家事代行のお姉さんで僕の勉強が捗らない』

夏休みの間だけ一人暮らしとなる受験生な主人公を心配した両親が家事代行サービスを依頼したらしいので、やってきたドスケベな家事代行サービスのトモエお姉ちゃんに家事以外でアレもコレもソレも処理してもらっちゃおう!

前作『魔王の使い魔』との接点も少しあるので遊んでおいた方がより一層楽しめるぞ!!

一日は朝・昼・夕・夜に4分割され、各時間帯で勉強するかトモエに奉仕してもらうなどの選択で学力や好感度の数値を上げていく。

週末の試験結果や好感度などをフラグにイベントが発生していくので、自身の欲望にまかせて最終日まで一日4コマの選択を繰り返そう。エンディング条件は好感度イベントを全部見ることだが、トモエだけは他にもいくつか条件がある（後述）。

ヒロインは家事代行のお姉ちゃんトモエ、幼馴染のお姉ちゃんミナト、親戚のお姉ちゃんで教師のチエ、友達のお母さんのミノリの4人。

魅力的な年上ばかりなので無垢な思春期の頃に“もしも”や“たられば”で色々と考えたであろう妄想を掻き立てる設定に出会いの時点で期待がストップ高に。

主人公は思春期ど真ん中なので目の毒になるお姉ちゃんたちに対して当然のごとく劣情を催し、好感度を上げるごとに発生するイベントのラッキースケベや「体が勝手に……」のワクワク体験で一線を越えてしまい、思春期のみだらな夢や欲望が堰を切ってどんどんイケナイ関係が過激になっていく。理性を取っ払ったら床掃除や皿洗い中に後ろから合体だ!

そんな底の知れない欲望のすべてをさらけ出しても受け入れてくれる相手がいるってステキですね。うらやましいです。

寝室は前作の『魔王の使い魔』と同様のもので、一枚絵の各部をクリックすることで感度の数値があがり、ヒロインの奉仕度や主人公の勉学の数値で反応や体位が変わるなど、多少なりとも育成と紐付けされているのでプレイを煽るようブラッシュアップされている。

クイズゲーなだけに本題の勉学以外のイベントも成否がクイズになっているのは煩わしい。

好感度を上げるだけの通常の会話でさえ好みや長所などのキャラ設定がクイズになっていて間違うと数値は上がらず進展もしない。そのため事前に趣味の話でそれらのヒントを聞いておかないと運で答えるしかなくなる二度手間が生じる。その内容に設定の掘り下げもほとんどなく同じものが何度も繰り返されるなど、クイズゲーの体裁を整えるために入れたようなものだからなおさら意味のない手間として際立ってしまう。

面倒を避ける救済要素としては各ヒロインのエンディング条件を満たすと最終日まで全部スキップして見られるようになり、トモエのエンディングフラグを立てるとテストも日数制限もない特殊な夏休みになり数値を上げ放題になるので溢れるエロパワーで1周は頑張ろう。

勉学を励み本題の試験結果が良好なら家事代行のお姉さんからご褒美を貰えたり、親戚のお姉ちゃんや友達の美人お母さんに可愛がってもらえるなど、青少年が一度は夢見るであろう相手やシチュエーションのイベントに「こんな人がいたら楽しかっただろうなぁ」と憧れを煽る展開がたまらない。おすすめ。

・1周3時間程度

・テキストスキップはゆるい